2008年10月5日日曜日

剣岳 北方稜線 080928

2日目は剣岳の北方稜線を歩きました。
登山道に氷が張っている可能性があるので少し悩んだのですが好天だったので昼には氷が解けるだろうと歩くことにしました。
小屋から鉱山道を歩きます。



鉱山道から小窓雪渓の降り口です。
先週、このあたりで死亡事故があったらしい。
合掌

小窓雪渓の赤線が取付き点です。
小窓乗越からの小窓雪渓です。
後ろの山は後立山の鹿島槍ヶ岳です。
小窓王基部までのコースです。
夏には雪渓を2箇所トラバースしなければいけません。
滑落したら止めようがないので事故の多い場所です。



池ノ平山東面です。
以前はこの稜線を越えて池ノ平に行くルートもありましたが
今はハイマツの上を泳がなくてはなりません。


クマイチゴの凍結果です。




雷鳥の死骸です。
といっても羽根と内臓が少し残っているだけです。
あとは持ち去られたのか


池ノ平山と後立山の白馬岳方面です。
チングルマの紅葉と氷結

小窓王の基部です。


小窓王基部から見た池ノ谷ガリーです。
あとで赤線の写真があります。

小窓王基部から三ノ窓への下りです。
他に人がいると落石が怖いです。
残置ロープがあります。

池ノ谷ガリーのルートです。
下部からと三ノ窓からのルートがあります。


小窓王基部のバンドのラインです。
これも、あとで赤線で

同じく小窓王基部のバンド

池ノ谷ガリーの登りです。



小窓王基部バンドのルートです。
見た目ほど難しくありません。




ここにはペンキが残っています。
赤で印したように上へ登ります。
登りはなんとかなるが、下りはむつかしいと思います。

長次郎の頭と本峰だと思います。


長次郎雪渓右股だと思います。
クラックが入る7月末までは池ノ谷乗越に出れます。


ここは高度感があります。
ハーケンが打ってあるので、シュリンゲがあると何とかなります。


長次郎の頭を巻くルートです。
2通りあります。
私的には下のルートが簡単だと思います。
そして長次郎の左股へ出ます。

ここからはある程度稜線に沿って登ります。
写真は振り返って長次郎の頭と後立山です。

剣頂上から北方稜線の眺めです。

剣岳頂上
上の写真の赤矢印が剣御前小屋です。
まだ、先は長い。
カニの横ばいです。
最初の一歩の踏み出しが少し怖いですね。



前剣の登りです。右の頂上に人が見えます。
剣岳を前剣から振り返っています。


源次郎尾根

前剣岳


まだ御前小屋まではあります。

そしてなんとか御前小屋へ
11時間近くかかりました。




1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

not bad.